柿の木に実が一つだけ残されている理由
2020/03/21
日本の昔からの風習、「木守柿」
あなたは柿の木に柿の実が少しだけ残されているのを見たことがありますか?
冬になると、葉っぱが落ちて丸裸になった柿の木に柿が少し残されている光景を
目にすることがあります。
収穫するのを忘れたから?脚立が届かなかったから?
これは木守柿(きもりがき・こもりがき)と呼ばれていて、一種のおまじないです。
次の年も柿がよく実るようにという願いが込められています。
また、残された柿は鳥の貴重な食べ物になります。
厳しい冬を乗り越えなければならない鳥たちへおすそわけしているんですね。